食後高血糖 隠れ高血糖対策

食後高血糖(隠れ高血糖)とは?

健康診断では"血糖値は正常"という結果が出ている。

 

でも、じつは糖尿病の予備軍だとしたら…。

 

こういった例は隠れ高血糖と呼ばれています。

 

まさか!診断では正常なのに!と思われるかもしれませんが、このような例は意外と多くあります。

 

食事をすると誰もが血糖値が上昇します。

 

通常は直ぐに正常値にもどりますが、数時間に渡り高血糖値の状態が続く例が知られています。

 

30代後半以降の方に多く見られ、5人に1人の割合で隠れ高血糖と言われています。

 

食後高血糖、隠れ高血糖って何?

 

かなり高い割合と言えます。

 

なぜ、このような現象が起こるのでしょうか。

 

健康診断の血糖値の診断では食後高血糖(隠れ高血糖)の診断は困難

食後高血糖(隠れ高血糖)はどうして見つけづらいのでしょうか?

 

それは、皆さんが年1回受けられるような一般的な健康診断では、隠れ高血糖は判断しずらいシステムになっているからです。

 

健康診断では空腹時の血糖値を検査し、糖尿病、あるいは高血糖値の"可能性"を判断します。

 

健康診断を受けた方は経験があると思いますが、健康診断の前日の午後10時からは何も食べないようにと指導されたことがあると思います。

 

そのことから分かる通り、一般的な健康診断では、血糖値は空腹時に測定されます。

 

食後高血糖に関しては診断されないのです。

 

このことから食後血糖値に問題があっても、見つかりにくいシステムになっていることが分かります。

 

どうして隠れ高血糖が増える?

ヒトは加齢やストレスによって、ヒトの最小器官であるミトコンドリアの活力は失われていきます。

 

このミトコンドリアの活力が失われると糖の燃焼、そして血糖値を下げるインスリンの分泌が正常に行われません。

 

もともとヒトには、体内で生成されるALA(5-アミノレブリン酸リン酸塩)という成分があり、ミトコンドリアに活力を与えています。

 

しかし、このALA、年齢とともに減っていきます。

 

30代後半から、ALAは減り続けます。

 

その為、ミトコンドリアの働きは弱まり、糖を燃焼する力、インスリンを正常に正しく分泌する力も減り続け、それとともに食後高血糖も30代後半から増加傾向にあります。

 

食後血糖値(隠れ高血糖)を放置していいの?

食事をすると、誰でも血糖値が上昇します。

 

インスリンの分泌が正常だと食後血糖値の上昇は緩やかで、すぐに正常値(110mg/dl未満)に戻ります。

 

しかし、インスリンの分泌が正常でない場合、血糖値が急上昇しその状態が長く続きます。

 

ここで、いったいどのくらい高血糖が続くと食後高血糖と診断されるのかというと、目安として、食後2時間たったときの血糖値が140mg/dlを超える場合です。

 

食後だけ血糖値が高くなるとは言え、その後は正常値に戻るのが食後高血糖の特徴です。

 

正常値に戻るならいいのでは、と思われるかもしれません。

 

しかし、食事のたびに異常な高血糖の状態をくり返すこと、1日に3回は糖尿病のような高血糖の状態、あるいは予備軍になってしまいます。

 

IDF(国際糖尿病連合)は、食後高血糖を放置していると、糖尿病になる可能性が高くなると指摘してます。

 

また、食後高血糖が活性酸素の発生をうながし、血管に酸化ストレスを与え、動脈硬化を促進することも指摘しています。

 

 

食後高血糖(隠れ高血糖)の見分け方

自分が食後高血糖かどうかを知るには、いくつかの方法があります。

 

年に1回、健康診断を受けているという方は、HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)という項目があるはずですので、数値を見てみましょう。

 

HbA1cは、血液中で赤血球がブドウ糖と結びついた量(%)を示すもので、検査前1〜2カ月間の平均血糖値を示しています。

 

HbA1cの場合、4.3〜5.8%が基準値とされています。

 

5.8%を超えると食後高血糖(隠れ高血糖)の疑いがあります。

 

食後高血糖かどうか確実に知るためには、病院で食後高血糖専用の試験を受けることです。

 

ブドウ糖負荷試験というものがあります。

 

ブドウ糖(75g)を飲んでから2時間後の血糖値を調べるもので、糖尿病そのものの診断にもなります。

 

行きつけの病院で相談し、診断してもらいましょう。

 

食後高血糖の対策

日常生活のなかで、食後高血糖を予防するにはどうしたらいいのでしょうか。

 

ゆっくり食べる

 

血糖値の改善にはもちろん食べすぎないことが重要ですが、食生活を変えることは時間がかかります。

 

そこで直ぐに誰でも実行できる食後高血糖の予防は、ゆっくり食事をすることです。

 

1口につき30回以上噛むことを習慣づけしてみましょう。

 

早食いをするとインスリンの働きが追いつかず、食後血糖値が急上昇しやすいからです。

 

血糖値を上げやすい食べ物として、炭水化物(ご飯やパンなど)が知られていますが、反対に血糖値が上がりにくいのは野菜、きのこ、海藻などです。

 

メニューに野菜などを多くとり入れ、さらに、そうした食べ物からゆっくり食べはじめることで、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。

 

食後に運動をする

適度の運動は、血糖値そのものを下げることに効果がありますが、食後高血糖の予防では運動をするタイミングも大切です。

 

血糖値が上がりやすいのは食後30分〜1時間くらいです。

 

そのタイミングで運動をはじめるのが効果的とされています。

 

食休み(食後の休憩)のあと、軽い運動からはじめましょう。

 

とくに、夕食後は座ったままテレビを観たり、寝転がったりしていませんか?

 

散歩やウォーキングに出かける、あるいは家の中で体操や家事をするなど、15分程度でもいいので食後の運動を習慣づけましょう。

 

サプリのチカラを借りる

もともと食後高血糖値(隠れ高血糖)の原因は最小器官のミトコンドリアの活動が弱まり、糖の消費やインスリンの分泌が正常に行われないことにあります。

 

なぜ、ミトコンドリアの活動が弱まるかというと、もともと体内にある成分ALA(5-アミノレブリン酸リン酸塩)が加齢とともに減少していくことにあります。

 

このALAをサプリで補うことでミトコンドリアの活動を活発することで、食後高血糖を予防することも友好的です。

 

食事をゆっくりする、食後に運動をする、サプリのチカラを借りると食後高血糖の予防を紹介しましたが、このうち1つでもよいので試してみてはいかがでしょうか?